北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

愛知トリエンナーレの展示は,アリエンナーイ!!

諸般の事情から「表現の不自由展・その後」についてのコメントは,
しばらく控えようかと思う。河村市長が「(私の)言いたいこと」を「代弁」してくれるであろうことを期待して・・・

とはいえ,言い残したいことがある。

先日,JR名古屋駅前のビルの三省堂に立ち寄ったら,
「世界一売れている美術史の本」という帯のついた本が平積みされていた。

 

「20世紀最大の美術史家」(元ロンドン大学古典学科教授)である
エルンスト・H・ゴンブリッチ(Ernst.H.Gombrich)の
「美術の物語( The Story of Art )」(河出書房新社)だ。

本屋で「パラ読み」した途端,衝動買いした。
ちょっと値は張るが(本体8500円也),
素晴らしい!!,の一言に尽きる。
非常に高度なことが,極めて平易な文章で綴られており,
「理想的な美術の教科書」だ。
35ヶ国で翻訳され,累計800万部突破とあるが,むべなるかな。

美術書は,やはり本書のごとく,基本,現物を実際に美術館等で観た著者が,
その「美術」の実物に近い写真を自署に掲載して,解説することが必要だ。
しかも,その各作品を手がけた芸術家が各々意図した創作の目的と,
「心砕いた」部分を明晰な分析をもとに分かり易く教えてくれる
しかも,その教材の選別が素晴らしく,凄い。
「超一級品ばかり」を扱いつつ,かつ,殆どの領域(古代から現代アートまで)をカバーしている。それでいて,美術の「入門書」と銘打たれた,「理想の教科書」なのだ。
(この本には,イロイロな仕掛けがある。もしブログ読者が,書店で立ち読みする機会があったら,パラパラッとページをめくってもらえれば,必ず,すぐに何枚かの気に入った名画の写真が目に飛び込んでくるはずだが,例えば,本書の242頁をご覧いただきたい。アノ名画のアノ部分をココまで拡大すると・・・・,と観るだけでも価値がある。)
といいつつ,本書の筆者の意図が理解できれば,
実は,読者の「美術(芸術)」を見る目は高度に磨かれているに違いない。
・・・といいつつ,まだ,途中までしか読んでないが。
それでも,はしがきに始まって。数章を読んだだけも,名著だとわかる。
一気呵成に読みたいところだが,他の時間との兼ね合い・都合もあるので,
ちょびちょび楽しむこととしよう。

 

さて,本題。

この本を読み進めるなかで,
またしても,沸々と嫌な気分を湧き起こすのが,
アノ「愛知アリエンナーイ」だ。

上掲名著の「序章」には,こんなことが書かれている。
人は現実世界で見たいと思うものを,絵のなかでも見たいと思う。…。だれでも自然の美を愛している。だから,それを絵に描き残してくれた画家たちに感謝する。画家たちの方も,そういう私たちの好みを拒絶するつもりはなかったはずだ。と。

では,昭和天皇のお写真をバーナーで燃やして,靴で踏みつけた動画を描いたアヤツは,現実世界でも,「昭和天皇のお写真バーナーで燃やして,靴で踏みつけ」たかったのか。それを見にきた来館者が,激しい嫌悪感を抱くことを予想して,無情の悦楽に浸っていたのであろうか???
アヤツが狙った「表現」の効果は,日本人の心を傷つけることに喜びを感じる,歪んだサディズム(Sadism)ではないか??

愛知県知事大村は,これを「芸術」として認めるのか???

愛知県知事大村は,絶対に許さん!!!

ついで,前掲名著の「Ⅰ 不思議な始まり」では,
「先史,未開の人びと,そしてアメリカ大陸の旧文明」における
「美術」が語られる。曰く,

(この時代)「絵も彫刻も,呪術の道具として使われたのだ。」

「敵の姿を小さな像に作って,哀れな人形の心臓を貫いたり,焼いたりした。そうすることで敵を苦しめてやろうと思ったのだ。」
またしても,思い起こしてしまう。

アヤツは,日本人の心を傷つけ,激しい嫌悪感を催すことを十分に承知のうえで,昭和天皇のお写真を,バーナーで燃やし,その灰を靴で踏みつけたのだ。

そんなバカヤロウのために,あのバカヤロウは,われわれの血税を使ったのだ

愛知県知事大村は,絶対に許さん!!!