弁護士のブログBlog
大村・愛知県知事リコールの「大義」は何か
- 2020-10-09
リコール運動の幹部でも,
明確に「大村リコールの大義」を理解していない方がみえるのは,
誠に遺憾だ。
私が考える
「大村リコールの大義」は,次のとおり。
1.「公金(県民税)」を使って,「県立美術館」で,
反社会的な展示を実施させ,助成した。
具体的には,
(1)昭和天皇の肖像写真をバーナーで執拗に燃やし,
その灰を足で踏みつける映像作品
(2)国防のため,戦争の犠牲になった英霊を冒瀆し,
外国の国旗を汚辱する作品
(3)東日本大震災の犠牲者を揶揄した作品
2.愛知県主催の国際芸術祭で,「公金(県民税)」を使って,
国辱・「反日デマ」である「従軍慰安婦像」を展示させた。
大村よ!!
コレが,アタリマエの対応だ!!!
3.上記1,2の悪業(反日的政治活動の助成)だけでも,
「日本人の心」,「大和魂」をもった人間とは思えない。
4.上記1,2の悪業を「ゴマカス」目的で,
「公金(県民税)」を使って「御用会議(愛知トリエンナーレ検証委員会)」を組織し, 自らの犯罪的行為について,「見せかけの」正当化をした。
5.あいちトリエンナーレ実行委員会規約(運営会議)を無視し,
国際芸術祭において,自らの独断・独善的な判断ですべてを決定した,
「反民主主義」的な「独裁者」としての本質を露呈
6.あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」が公共事業(公金支出事業)として不適切である旨を指摘した,河村市長に対し,「ナチスそのもの」と暴言をはき,「検閲」に当たるなどと,「誤った憲法理解」を述べて恥じない。
7.新型コロナウイルスの影響で,中小企業・外食産業を営む県民が,
生活に苦しんでいる最中に,「芸術家だけ」を「特別待遇」
8.独善的スタンドプレーで,“愛知の恥”を晒す
⑴ 新型コロナウイルスで逼迫する医療現場の実情を無視して,
独断で「国策」を非難
⑵ 何の根拠もなく,「東京・大阪で医療崩壊」が起きたとデマをとばし,
他の自治体に「喧嘩を売った」
9.新型コロナウイルスに感染した愛知県民495名のプライバシー情報を漏洩し,
県民税で補填させながら,知事自らの謝罪がない!!
その他,あげればきりがないが,
愛知県民としては,
大村氏にみる「愛知県知事の資質」の欠如,「愚かさ」を理解すべきものと思われる。
このようなリコールの「理念」「大義」を理解せずに,
地方自治の根幹にかかわり,歴史的意義をもつリコール運動を「お祭り」レベルのパーフォーマンスに貶めてはならない。
私は,今般,「リコールの会」のホームページに如上の「大義」が明確に述べられていないことに腹が立ち,第三者を介して,事務局に苦言を申し入れたところ,今頃になって,「リコールの理由!!」とのバナーが出た。
クリックすると,4つのことが記載されているが,・・・
「慰安婦像」と書いただけで,愛知県民に何が解るのか!?
というツッコミが入ることが分からないのか?
嘆かわしいレベルの低さだ。
遺憾ながら,危うさを感じる。