北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

豊田市役所の小景

今日(6月25日)は,行政不服審査会の審議のため,豊田市役所へ出張。
豊田市役所では,東庁舎に向かって,二つの銅像が立っている。
「豊田市(≒トヨタ自動車)の繁栄」を築いた偉人として,
旧挙母町(現豊田市)町長中村寿一氏と
トヨタ自動車株式会社の創業者豊田喜一郎
中村前町長が,トヨタ自動車・挙母工場を誘致したことが理由らしい。
だが,この銅像に,愛知県知事の名前が刻まれているのが解せない。
愛知県知事・桑原幹根氏と,同・鈴木礼治氏だ。

 

碑文には,先々代の豊田市長加藤正一氏の名前が刻まれている。私を,豊田市の旧情報公開審査会(現・豊田市情報公開・個人情報保護審査会委員スカウトしてくださった恩人だ。弁護士会の推薦もないのに,何故,私をスカウトしてくれたかわからないが(本当はわかっている。),総務部長(後の助役)から漏れ聞いたところでは,イソ弁時代に私が起案し,石原ボスに「棘」と「嫌味」を尽く削ぎ落とされた上で,石原ボスと連名で,加藤市長(当時)宛に出したアル文書が,かなり強烈だったらしい。

 

早めに役所に出向き,フロアのベンチに腰掛けて,マクドナルドで購入したコーヒーを飲んで一服した上で,予定開始時刻の「3分前に」会議室に出向くと,すでに審議員・事務局全員が揃って待ち構えていた。

フロアのベンチは,至るところ,「思いやりの空席」