北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「ガス抜き」と「ガスー抜き」

昨晩,ブログで「西村相・叩き」が止まらない原因について,彼の失言には「陰湿な弱者いじめ」の構造があり,「社会的ストレスの充満」が背景にあると思われれることを指摘した。

すると,はからずも今朝(7月14日)の朝日新聞「天声人語」で,「菅政権の失策(西村暴言)「寛政の改革」と対比して論じられていた。

 

菅政権の「弱者に寄り添う姿勢」に欠ける態度は,誰しも疑念をもつところだ。
天声人語はいう
「自分の手を汚さずに圧力をかけさせる気か」
「(菅)政権の馬脚が現れてきた気がする。」

菅首相は,かつて自分のことを「ガスー」と言って戯(おど)けた。

「社会的ストレスの充満」に対しては,
やはり「ガス抜き」とともに,「ガスー抜き」が必要ではないか。

なお,天声人語の上掲記事には,
「菅義偉氏の場合,」「左遷人事で官界を掌握」とある。
わが大学同期の「ツートップの退職」も,これにやられたか。