北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「籠の中で育った小鳥」が鳥籠から解き放たれると…

今朝,不快な「夢」で目が覚めた。
自宅が,何故か,私が小・中学校時代に住んでいた官舎の東隣にあった公園(名古屋市中区)の北側にある。大人になった私は,自転車にのって帰宅し,自宅の自転車置き場に自転車をおくと,娘も,既に買い物から帰ってきていて(娘の自転車の後ろに買い物籠が置かれている。),自転車での到着と同時に,何故か小学校時代のクラスメートのYさん(注1)が,家の中から出てきた。夢の中では,Yさんは,私の娘ということになっている。娘のYさんは,自宅前から見える公園のベンチに横たわっている,白い顎髭をはやした,浮浪者風の老人を指さして,その男を見ながら,私に耳打ちする。
「お父さん,あそこのベンチの老人みてよ。気持ち悪いでしょう。さっきから,ずっとコチラ(自宅の方)を見つめているの。私,お母さんから聞いたことがあるの。お母さん,って昔,別れた亭主からDVを受けていたし,離婚後も,別れた亭主からお金を無心されていた,って言っていたでしょう。ひょっとして,アノ気持ち悪い老人が,お母さんの別れた前の亭主じゃないかしら。」と。
Yさんは,夢の中の状況からみて,私の娘ということになっているから,彼女のお母さんは,論理的には,夢の中では,私の妻に当たるはずだが,公園ベンチで,じっとコチラをにらんでいる浮浪者は,明らかに一世代上の年齢の,薄汚い,知らない老人だ。

気持ち悪いなぁ,と思って目が覚めたとき,ふと「KKの母親」の顔が想い浮かんだ。話の脈絡は全く関係ないし,皇室など,今の私にとっては,もはやドーデモイイ存在なのだが,精神・無意識の深部では,あらぬイメージのもと,特異な心象風景が展開しているようだ。

(注)Yさん:小学校のクラスでは,マドンナ的美人だったが,私自身は,彼女に対し,特に恋愛感情をもったことはない。もっとも,私の小学校時代の親友が,彼女にベタ惚れで,中学時代,彼女をめぐって,私の中学時代の級友との間で争奪戦があったと,中学の同窓会のときに,昔,聞いたことがある。