北口雅章法律事務所

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ロシア幹部の「デマ」がトロすぎる

ロシア幹部が結束・通謀し、「ウクライナが“汚い爆弾”を使うおそれがある」との「デマ」を国際的に吹聴し、その旨の「プロパガンダ」をしているそうだが、その意図は、あまりに浅はかで、見え透いているのではないか。

ウクライナ側が “汚い爆弾 ”、すなわち、放射性物質を広範囲に飛散させる爆弾を使用するわけがない。その理由は、①そもそもウクライナ側は既に反転攻勢にでており、汚い手段を使わずとも、正攻法でロシアとの戦争に勝てるので、“汚い爆弾”を使う必要がない、②自国=母国の国土を放射能汚染物質で汚すわけがない、③ロシア兵に向かってそれを使用すれば、ウクライナが国際的制裁の対象となり、敗戦に直結する②③から、使用場所で、使用者がどちらか、すぐにバレル)。

ってことは、ロシア幹部が上記「デマ」を吹聴する理由は、「撤退の口実」を国内向けにアピールする目的以外に考えられない。ちょっと考えればすぐに「デマ」とバレる「プロパガンダ」というべきではないか。国際社会と自国民をなめている、としか思えない。

 

いや、その可能性しか考えられないだろうが!?

 

逆なら分からないでもないが・・・