弁護士のブログBlog
今日(令和5年3月23日)は、天皇誕生日。
先日訪問した関市洞戸円空記念館で紹介されていた「円空の和歌」の中から、天皇のことを詠んだ和歌を2首ほど本ブログで紹介しておきたい([歌意]は、私が試みた現代語訳である。)。
●君代(きみがよ)は 千世に八千世と 祈祷(いのり)つつ
守りたまへ 四方(よも)の神々
[原文]君代は 千世にや千世と 祈祷つゝ 守玉へ 二二方の神々[805]
[歌意]君が代(天皇の治世)は、永遠に続いて欲しいと祈念します。この治世を守りたまへ、八百万(やおろず)の神々よ
●皇(すめらぎ)の 神も浮き世を 思ふらん
普く(あまねく)世代に 守り在せ(ましませ)
[原文]皇の 神もうきよを 思ふらん あまねく世代ニ 守り(マフリ)在せ[208]
[歌意]皇祖の神も、この世のことを気に掛けてみえるであろう。ずっと(皇統が続き)今の平和が続くようお守りください。
ちなみに、円空は、天皇を「現人神(あらひとがみ)」として敬っていた。
(過去のブログから)
本日、令和初の一般参賀が実施されたもよう。