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虎関師錬 筆「虎」

虎関師錬(鎌倉時代の禅僧)が墨書したという「虎」の文字は、味わい深く哲学的な筆致の書(象形)である。虎が、カエルのように口を開け、縞模様の尻尾を直立させ、なんともユーモラスである。

 

虎関師錬が東福寺(京都)にて開き、その臨終の地である海蔵院旧蔵の掛け軸だそうで、その裏面に「虎之字 開山真跡」などと記されいているとのこと(4月11日・朝日新聞夕刊)。虎関師錬の真筆であることは間違いなさそうだ。

 

こちらは、長谷川等伯