北口雅章法律事務所

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プリゴジンが、「10日撤退」宣言を撤回したのは何故か

 

プリゴジンは、「弾薬不足」と「弾薬の補給途絶」を理由に、全世界に激戦地バフムトからの「10日撤退」宣言をしておきながら、ロシア正規軍から「必要な弾薬と武器の供与が約束された」ことを理由に、朝令暮改よろしく、撤退宣言を撤回し、バフムトに踏みとどまるという。

 

ロシア正規軍には、敵対相手=ワグネル=プリゴジンなぞに「弾薬補給」する余裕などないはずだが、ロシア軍の内情=機密を暴露する輩に、何故、「裏取引」で「なけなしの」弾薬を供与するのか。「ロシアの戦勝記念日(5月9日)」を、「ロシア『撤退』記念日」に塗り替えられるのを避ける狙いがあるのではないのか? 私がゼレンスキーであれば、ロシア=ワグネルが「後ろ向き」になった「記念日」にこそ、反転攻勢の総攻撃を仕掛けさせるのだが。

 

 

国家に対する詐欺罪」という言葉は聞いたことがあるが(例えば、租税逋脱犯)、

国家による詐欺罪」は聞いたことがない。

 

届かないのでは?