北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

訳が分からなくなる、T プラス L

T(トランスジェンダー;体は男、心は女)が、ある女性を好きになったとして、「私、実はLなのよ。」と言って、ある女性に言い寄った場合、どうなるか?
言い寄られた女性がフツーの女性だった場合、Tが男前なら応ずるのか?
言い寄られた女性がLの場合、外見的には男から迫れることになるので、拒絶反応を示すのであろうか? それとも外見はフツーの男女のカップルのように見えるが、それでもLカップルとなるのであろうか(とはいうものの、フツーの男女間の性交渉との間で、違いが生じるのか)?

たとえ「心は女」でも、「体は男」だから、Tにとって、女性用トイレ、女性用浴場は使いにくいのではないか。周囲の女性から「白い目」で見られるのは、やはり気が引けるのではないか。

Tが女性用銭湯に入ろうとしたら、番台の男は、どう対応したらいいのか?
「だめだめ、こちらは女性用。お客さん、男性用の入口から入ってください。」
「私、心は女よ。だから女なのよ。」
「お客さん、であれば、なおのこと、男風呂をすすめます。
 男の裸体が見られるから、男風呂の方が楽しめますよ。」
なんてな会話が成立するのであろうか? あるいは、
「実は私、Lなのよ。だから、男に興味がないのよ。」といって、頑張るのだろうか。
「でも、お客さん、周囲の女性から白い目で見られますよ。それに、うちの女性客が減ったらどうしてくれるのよ。」、
「LGBT法があるんだから、我慢するのよ。」
と言われたら、営業妨害にならないのか?

「LGBTの理解を促進せよ」となれば、
如上のことも考えて、理解せよ、といわれるのか?
訳がわからん。

私が、国会議員であれば、
LGBT法案を通す前に、岸田さんに尋問してやりたいことは多々ある。