北口雅章法律事務所

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凄まじい「近親憎悪」

 

仏教には「忍辱(にんにく)」という言葉がある。
「忍辱」とは、「侮辱や苦しみを耐え忍び心を動かさないこと」であり、仏教の主要な修業にして徳目の一つである。日本国憲法の精神は、「平和主義」の名のものとに、隣国独裁者らの専横にもひたすら耐え忍ぶというスタンスを標榜するもので、戦後、99%のリベラルな憲法学者がこのようなスタンスを貫き、われわれ法学徒に対しても、この理想を貫くべきであると教育指導してきた「徳目」でもある。だが、未だに日本人「拉致被害者」を帰還させず、毎年毎年、弾道ミサイルの示威行動をとる独裁者のアホさ加減がここまでくれば、もはや「忍辱の憲法学は非現実的で、「屈従の憲法学というべきではないか?