弁護士のブログBlog
大センパイから「親展」だって?
- 2024-08-15
昨日、何やら「親展」の赤色ハンコが押捺された茶封筒が届いていた。
差出人を見ると、「弁護士 升永英俊」?。大先輩ではないか?!
(矢印の方が、升永先生)
升永英俊弁護士は、議員定数配分の違憲訴訟等で著名な大先生である。
一瞬緊張がはしったが、封筒を明けると、…
「134個の高裁判決」と「10個の最高裁大法廷判決」とあり、
目次の上に、「ご笑覧いただければ幸いです。」とある。
御本人の御署名入りなので、真摯に読むこととし、
差出人連絡先にメールアドレスが書かれていたので、
早速、御礼のメールを送信した。その末尾に、
「大先輩である升永先生の『一人一票訴訟 上告理由書』(日本評論社2015)の強調表現等につきましては、参考にさせていただいております。」と書いておいたら、
(昨日は盆休みのはずだが、…)
即日、返信メールを着信した。ビックリ。
曰く
「メール、大変有難うございます。弊書面を読んでいただいたこと、大変嬉しく思っています。
『一人一票訴訟 上告理由書』(日本評論社2015)もご参考にしていただいているとのこと、光栄です。ともに、法律相談所OB、嬉しいです。
2025年参院選で最高裁大法廷は違憲状態判決を出すと楽観しています。11ブロックの潮目が見えてくると楽観しています。」
とのこと。
大先生のなされることは「参考」にはなるが、
残念ながら、小職のような小心者には、とても「真似」はできない。
(これだけで、準備書面の1ページ)
小学生がアキレル、怖怖(こわごわ)かつ滑稽な結論(即ち、「違憲状態選挙で当選した人の国会議員資格は有効」との結論)を導いている。
【正当性の無い裁判官】が死刑判決を言渡し続けている。生き地獄である。この生き地獄を止める唯一の方法は、【最高裁が、本件選挙につき、『憲法は、人口比例選挙を要求している』旨明記する違憲無効判決を言い渡すこと】である。
「匙加減論」で、上告人の主張を排斥している、該13名の最高裁判事は、裸の王様と言われても、仕方がない。