北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

夢のまた夢

今朝,こんな夢をみた。

法務省の某幹部が,私に語りかけてくる。
「先生,名古屋刑務所事件が冤罪であることは,法務省も検察庁も当然わかってます。ですから,そろそろ動く用意はあります。先生の方では,ペーパーに『・・・・だから,捜査に問題があった。・・・・の新事実がある。』と告発文を書いて,法務省の方に『投書』してください。先生からの投書に合わせて,別の方からも,『投書』させますから。そうなれば,検察庁としても,再捜査せざるをえない,といった運びになります。」と。

『・・・・だから,捜査に問題があった。・・・・の新事実がある。』といったあたりが,かなり具体的で生々しく,ホォ!と思ったところで,目が覚めると,
さながら,砂漠で見た『砂上の楼閣』が,蜃気楼の如くに,
「夢消」じゃなかった,「霧消」してしまっている。
思い出そうと思っても,思い出せない。

 

何故,今朝,こんな夢を見たのか?

司法研修所の同期(44期)15名が集った,昨晩の「同期会」での,
私の無意識に及ぼした刺激が強すぎたのだ

四人掛けのテーブル席で,
私の右隣に,名古屋地検の次席検事(ナンバー・ツー)のNくんが座り,
私の真向かいに,G原先生と,美濃加茂市長の刑事弁護をされたK谷先生が座り,
近況報告では,司法研修所1組で,山下貴司くん(現・法務大臣)のクラスメートだったと言う,K邊先生が,「彼は,あの当時『は』,イケメンだった『が』,・・・」という話をするもんだから・・・(ちなみに,私は,司法研修所2組)。

同期のT中先生とN脇先生から,
「北口,同期会のことは,絶対にブログに書くんじゃないぞ!」と
再三,釘を刺されたが,触り書いちゃった。

 

前回の同期会のことも,ブログに書きこもうと考えていたが,
あれやこれやのうちに,時機を失してしまった。
前回,同期の間では,「国賊」呼ばわりされていた(勿論,冗談だが…),
元特捜検事のSくん(現・公証人)は,今回は,所用で欠席。
ちょっと,相談したいことがあったのだが・・・

(前回の同窓会から)

(○○年前のS君)

Sくんから,「あの会見は,本来,北口くんのクラスの教官(伊藤鉄男先生・元最高検次長検事)がやるべき会見ですよ!」といわれれば,「そりゃ,そうだ。」という他ない。
確かに,あのような官邸=最高検主導の「国策」処理後の会見を,地検の次席検事に押し付けるというのは,「パワハラ」以外のなにものでもない。