北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

贈られてきた本(法律雑誌) ⑶ 「労働判例」

「労働判例」(産労総合研究所)という労働事件専門の法律雑誌がある。
労働訴訟事件の判決にしぼって集め,コメントとともに紹介してくれる雑誌で,労働事件を専門に扱う弁護士の殆どは,継続購読していると思われる。

さて,本日(8月7日),この「労働判例」の最新号が,
同雑誌社の編集部から贈られてきた。
私が取り扱った名古屋高裁判決(と名古屋地裁判決)が最新号で掲載されたということで,編集部が一冊贈呈してくれたのであった。

名古屋市内にある某「公益財団法人」を舞台に起きた「パワハラ事件」で,原審と控訴審で判断が分かれ,逆転勝訴したケースだ。

ワォ!,「パワハラ目録」まで,一部掲載してくれている。

一昨日(8月5日),
国相手の労災保険金の不支給処分取消訴訟で,
私が「心血を注いで」起案した上告受理申立理由書を最高裁第二小法廷に差し出してあったが,記録到着通知令和元年6月18日)から,わずか約1か月半後8月5日)に,
「三行半」が送られてきて,(調査が杜撰ではないか?と)悄然と気落ちしていたところであっただけに,ちょっとばかり元気をもらえた。

 

ちなみに,表記「労働判例」の掲載事案についての,
私の「弁護士奮闘記」については,下掲ブログ参照。

 「訴訟上の信義側」
   https://www.kitaguchilaw.jp/blog/?p=2975
 「訴訟上の信義則」は守られたか?
   https://www.kitaguchilaw.jp/blog/?p=4706