北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

少年の日の思い出

ワモンキシタバ(輪紋黄下翅

 

キアゲハ

コムラサキ

ヤママユガ

 

以上,四種の蝶・蛾が登場する小説は何か?
小説だから,勿論,ファーブルではない。
正解は,・・・スイスのノーベル賞作家

ヘルマンヘッセ(Hermann Hesse)の名作
「少年の日の思い出」

蝶の標本をみると,
ほろ苦い,少年時代の思い出が蘇る。

「チョウチョを見るくらい,幼年時代の思い出を強くそそられるものはない。…」(高橋健二訳)

 

昨晩は,私の歯肉に膿瘍が出来て,痛くて痛くて眠れず,
休診日にもかかわらず,耐えきれず,今朝一番に,
わが事務所のお隣にみえる,
歯科医のK先生のお世話になった。
K先生の緊急切開(排膿)手術のお陰で,助かった。

ちなみに,K先生の歯科診療所には,
「ルリマダラ」,「オオルリアゲハ」の標本が飾ってある。
これから,アノ標本をみるたび,
今日のこの「痛くもほろ苦い」思い出が蘇るのであろうか。