北口雅章法律事務所

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「日露戦争の勇士(?)」と「宮城」と

亡父の遺した日誌を紐解くと,
 父(5男)が生まれた昭和6年,(父の)長兄(私の伯父貴)は,近衛師団(近衛歩兵第1連隊)に入隊が決まり,(父の)父(私の祖父)が,「名誉の入隊」に大喜びで,長兄(伯父貴)と一緒に「宮城」まで出向いた,と書かれている。ええっ?,「皇居」って,仙台(宮城県)にあったのかぁ? と一瞬思ったが,念のため調べたら,宮内庁のホームページによると,昔(昭和23年まで)は皇居のことを「宮城」と呼称したらしい。

 

 亡父の日誌によると,祖父は日露戦争に従軍し,「日露の勇士」と言われて,ご満悦だったとか。息子達には,「君たちの曾祖父は,『日露戦争の勇士』だったそうだぞ。」と教え込まねば・・・。

 

ちなみに,近衛師団の長兄(伯父貴)は,第二次世界大戦のときは,中国戦線に出兵していた模様。

 

 

伯父貴が近衛師団に配属されたことは聞いていたが,父は,生前,それ以外の「身内」のことは,私に何も語らなかった。まるで,私家版・歴史書を紐解くような感じ。