北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

成人式と「思い出のアルバム」

今日は,娘の成人式。
この20年は,あっという間に過ぎた。

バーちゃんに,「K子(孫)の着物姿を見に来るか。」と声をかけところ,
やってきた。
と,そのとき「ジーちゃんと,(“時のひと”)貴乃花たちとの記念写真が出てきた。」と言って,持って来たのが次の写真。
やっぱりあったか。

自分のときは,都合により,成人式には出なかったが,
娘の成人式には出席させてもらった。

来賓の祝辞がいろいろあったが,人生経験を積んだ方々の祝辞にはそれぞれ味わいがある。
名古屋市瑞穂区長(代読)の話は,「時間」がテーマだった。
「時間が大切だ。」という趣旨の話であるが,
「ジャネーの法則」(主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象)に関する話は,50代以上の成人になってこそ,こたえる。

50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるのに対し
20歳の人間にとっては20分の1に相当するというものであるが,
人間だれしも,若い時は,時間が無限にあるような錯覚をもち,時間を無駄にしがちであり,
年をくってから,若い時にこそ,もっと時間を有効活用し,もっともっと多くの経験を積んでおくべきだったと後悔するものだ。

娘の小学校は1学年4クラスあり,当時のクラス担任全員が揃って,
各々祝辞のスピーチをされた。
個性豊かな先生方で,自分が受け持った各クラスには,
それぞれ思い入れがあるようで,小学校の先生らしい話が聞けてよかった。

おめでとう。

「上を向いて歩こう」(坂本九)を熱唱する学年主任の先生(元6年1組担任)と,
 その声かけで,横に立たされる,元6年2組~4組の担任教諭団。