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内河惠一(よしかず)先生は、昔、法テラス(日本司法支援センター)愛知県支部の初代理事長をされていた。
当時、当職が刑事弁護人に就任していた御仁が、第1審で実刑判決を受けたことから、「先生、控訴審で、執行猶予つけてもらわんと困る。おカネは出すから、なんとかしてくれ。」と頼み込まれて、内河・初代理事長に電話したことがある。
「内河先生! 法テラスに1000万円を贖罪寄付しますので、感謝状を書いていただけませんか!?」と、相談してみたところ、「ちょっと、本部と相談してみる。」と言ってくださったが、「やっぱり、ダメだった。」とのご返事だった。
硬直的だなぁ…!と思ったが。
(ちなみに、当時、東京高裁刑事部の部長をされていた、司法研修所時代の刑裁教官に、この件で相談したところ、「1000万円寄付した程度では、量刑は変わらん! 量刑事情で一言ふれるだけだな。」との冷たい回答だった。だが、私は、この事件では、「別の手段で」控訴審での執行猶予をかちとった。)
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