北口雅章法律事務所

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ロシア×ウクライナ戦争の終わらせ方

「2022年2月24日 ロシアのウクライナへの軍事侵攻」に始まったロシア×ウクライナ戦争は、今日現在(令和7年11月)、3年8ヶ月の長期戦となった。日本国としては、断固、ロシア=プーチン独裁主義の侵略戦争を許容するような終わらせ方をさせないよう外交努力をすべきであろう。そうでないと明日は、ウクライナ=わが身(台湾有事=尖閣有事=日本有事)となりかねないからだ。

そうかといって、ウクライナの軍事支援をなす米国やEU各国が、ウクライナに対しロシア国内での軍事行動を認めない限り、ウクライナに勝ち目はなさそうだ。ウクライナ国土も荒廃し、ウクライナ国民も疲弊しているのではないか。

では、現実的で、当事者双方の顔を立てる形での、「ロシア×ウクライナ戦争の終わらせ方」とはどのようなものか。やはり、軍事大国にして経済大国である米国の役割に期待せざるを得ないであろう。

素人が提案したい解決策は、次のようなものである。

まずは、高市さんが、TRUMPに次のようなことを耳打ちする。
ロシアが軍事侵攻を開始後、4年になろうとしています。
 米国の軍需産業も、こたびの戦争では、既に十分に儲けたのではないでしょうか。
 今こそ、『ノーベル平和賞』を狙うべき時です。
 米国大統領が『仲裁人』となって、ロシア=ウクライナを和平合意を成立させれば、まちがいなく『ノーベル平和賞』を得るでしょう。日本国としても、スウェーデンにTRUMP大統領の『ノーベル平和賞』獲得に向けて、強く働きかけますぞ。」と。

問題は、仲裁案であるが、…
素人が考える「落とし所」として、TRUMPに提示させるべき仲裁案は、次のようなものとならざるを得ないのではないか。

1.即時、停戦し、ロシア・ウクライナは、相互不可侵の平和条約を締結する。
2.双方、捕虜を全員解放する。
3.ロシアの占領下にある、ウクライナ東部4州については、国連及び米国軍監視下で、住民投票をやり直す。そして、各州ごとの住民投票により、住民自治でロシアかウクライナかの帰属を決める。
4.ウクライナは、EU加盟を断念し、将来的には、永世中立国となる。
5.ウクライナは、復興までの10年間、米国と安全保障条約を締結し、米国軍の駐留を認める。
6.ゼレンスキーは、ウクライナ国外(イスラエルあたりか?)に退去させる。
7.ロシアは、国際刑事裁判所に告発のあった、戦争犯罪者の引き渡しに応ずる(但し、プーチンについては免訴する。)。