北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

司法研修所も,「教官の質」が問われる時代?

敬愛する山中理司弁護士のブログによると,

後に冤罪事件となった,被疑者の取調べを担当し,
被疑者に「絶対許さない」と言い放って,立件させた女性検事が,
(自白調書の作成までは強要していないのでは?)
最高裁が設営する「司法研修所」の検察教官として,
司法修習生らに検察実務を教えているとか。

どこが問題なのか?

この程度の覇気・元気がなくては,検察官は務まらない。
私は,彼女を責めるのは筋違いだと思う。

問題なのは,検察によるアホな起訴に騙され,
「司直としての」職責を果たせなかった裁判官どもの方であろう。