北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「心は左,財布は右」の論理

「心は左,財布は右」の論理,というブログ・タイトルをみて,
今どき,ピン!とくる読者は何人いるであろうか?

 

「心は左,財布は右」というのは,フランス人の特性【注1】のことで,
元東京都知事【注2】

マスゾエ(舛添要一)先生(当時,東京大学助教授)が,

執筆された「日本人とフランス人」 (光文社・カッパブックス,昭和57年3月初版)の
副タイトルが「『心は左,財布は右』の論理」だった。

 

あれから,約36年・・・
国際政治学者の元エースの顔は,どう変わったか?

 

マスゾエ先生のブログくらいは,真面目に読もうかな。

(マスゾエ先生の,直近のブログのタイトルは,「

最悪の日韓関係:ポピュリスト文在寅政権のツケ」)だ。

 

【注1】「心は左,財布は右」の論理というのは,要するに,左翼的なこと(ベトナム戦争反対!,軍拡反対!,人権外交等)を言った方が「カッコイイ」ので,フランス人は,タテマエ上,そのように主張するが(「心は左」),現実生活上のホンネは,「ケチ」で現実的・ブルジョワ的で,自国は核武装した上で中東地域のような「火薬庫」にジャンジャン武器輸出して「金儲け」に走り(「財布は右」),個々の国民は蓄財に励み,人生をエンジョイしている,といった趣旨のことを指すのだそうだ。

【注2】マスゾエ先生が,「2泊3日韓国訪問費用1007万円」問題(アメーバニュース2014年),「ロンドン・パリ出張費 20人で5000万円なり」(産経新聞 2016年3月8日),家族同伴・公用車使用問題等,諸々の問題を抱えて「失脚」してしまったことは,記憶に新しい・・・,こともないか?。