弁護士のブログBlog
東京地裁での集中証拠調べ(7月8日)
- 2019-07-09
今週,月曜日(7月8日),東京地裁にて,終日,ある著明事件の「集中証拠調べ」が実施された。
先週と,先々週は,そのための準備に多くの時間を割かれ,
他の依頼者の方々には,随分,ご迷惑をかけた。が,もちろん他の依頼者の方々には,十分に理解してもらっている。各依頼者と弁護士との信頼関係は,弁護士が職責を全うする上での不可欠の前提なのだ。
それにしても,弁護士の仕事は,依頼者の「社会的名誉」のみならず,その一家の「命運」を懸けて闘うことが少なくない,とつくづく思う。
今回の件では,裁判所が,入廷・退廷に際して,当事者がマスコミ関係者等から取り囲まれないよう,特別な配慮がなされ,昼の休憩時間についても,控室を特別に手配してくれた。
当方の応援団は,抽選クジに外れて,ほぼ全滅したようだ。
傍聴席の顔つき,私に向けられた「冷たい」視線等から,概ね察しがつく。
クジ運の悪い息子(東京在住)も,列(なら)んでくれたようだが,やはり外れたらしい。
上掲朝日新聞は,比較的中立に扱ってくれていたが,
「偏向報道」,「歪曲報道」が多いのには,辟易する。