北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

捜査情報の「小出し戦術」は,ターゲットを心理的に追い詰める

捜査情報を,「小出し」に「漏示」し,
しかも,漏示の対象者・内容を随時微妙に変えることで,

報道価値を損なわずに,「様々な方面(報道機関)」から,
これでも!これでもか!と連日報道させ,
国民感情・世論に訴え,世間的な「悪感情」を誘発させ,
「心証」を定着させる。

いかにも「地検特捜部らしい」「古典的な手口(戦略)」だが,・・・

↑ 写真の「選択」に,「毎日新聞の」「悪意」が露見している。

(検察庁の指示じゃないよな?)

(朝日)

(産経)

K川・麻雀賭博事件に絡んだ従業員を抱えた新聞社は温和(おとな)しめ?

表面的には「合法」であるが,
やられた方の心理的なダメージ効果は,「絶大」である。

弁護人・弁護士・支援者らの支援意欲を著しくそぎ,
被疑者らを,社会からも,心理的に「孤立」させ,
ターゲット(被疑者ら,あるいは政権?)の抵抗意欲を著しく減退・喪失させるので,
実質的には,刑事訴訟法が認める「法定の強制捜査方法」以外の捜査方法を認めるに等しく,

はっきり言って,「違法」(捜査権限の濫用,国家公務員法第 100条違反[秘密漏洩])ではないのか?!

ここにも,「K川元検事長・違法定年延長」問題への
「恨み骨髄」からくる,検察庁の「執念の」「復讐心」を読み取るのは私だけか?