北口雅章法律事務所

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この肖像画(自画像)の御仁の年齢は?

名画の肖像画は,他人が描かれていることは当然であるが,
実は,鑑賞者の「鏡」でもある。
苦渋に満ち,哀愁と疲労感ただよう君の顔つきは,・・・・
How old are you?…

(レンブラント1606-69)は,鏡の中の自分をあくまでも誠実に観察した。その誠実さゆえに,私たちは見かけの美醜のことなど忘れてしまう。これこそが生きた人間の顔なのだ。ここにはなんの気取りも衒(てら)いもない。あるのはただ,自身の特徴を細かく吟味し,人間の顔にひそむ神秘にどこまでも迫ろうとする画家の透徹した目である。

レンブラントのすぐれた肖像画を前にすると,生身の人間と向かい合っている気がする。その人のぬくもりが感じられ,共感を求める気持ちや,さらには,当人の孤独や苦しみまでが感じられる。自画像にはっきり見てとれる,彼の鋭い沈着な目は,人間の心の奥まで見ぬくことができたにちがいない。

(エルンスト・H・ゴンブリッチ「美術の物語」河出書房新社より)

エーッ!,「50歳前後のレンブラントの顔」だってぇ?
確かに,よく見ればその位の年齢だが,
直観的には,60歳は優に超えた,爺さんかと思った。
決して,他人のことはいえないが・・・

 

高須院長の方が,若々しい! 

まあもっとも,高須院長の場合,メスで若干修整(make up)されているようだが・・・