北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「令和」は,「分断と対立」の時代か

日本社会で,絶望的に進行する「分断と対立」
聖徳太子のご存知「和を以て尊しとする」という理想とは真逆の事態が,不可逆的に蔓延っていく時代が「令和」なのか。

 

令和元年

 「あいちトリエンナーレ2019」で,昭和天皇の写真をバーナーで執拗に燃やし,その灰を靴で踏みつけにするといった(私個人としては)不愉快極まりない情景をモチーフとした,衝撃の映像の展示が,あろうことか「表現の自由」の名のもとに,愛知県知事の号令のもと,名古屋市長の反対を無視して,公共団体主催の芸術祭における,県立美術館内の展示会場にて,強行された。
 その評価をめぐって,日本社会(少なくとも愛知県内)で,「分断と対立」が生じた。

「表現の自由」の問題か VS 「公金支出の適否」の問題か
「芸術」か VS 「ハラスメント(非芸術)」か
愛知県知事 VS 名古屋市長 の対立

 

令和2年

 愛知県知事リコール運動(社会運動)の勃発と,その後の
 リコール署名偽造という名の事務局長の「裏切り行為」をめぐって  
リコール団体内部の分裂・分断・対立,
愛知県知事 VS 名古屋市長 の対立
(遺憾ながら,事件の真相は,明らかにされていない。)

 

令和3年

M内親王とKKとの結婚の評価をめぐる,日本社会の「分断と対立」(賛成派VS反対派=忌避感)が起きた。
※ 秋篠宮家の方針に従ったためか「身体検査を懈怠」した宮内庁,内親王に忖度したのか「KK文書を絶賛」した宮内庁長官に対する絶望感・忌避感を背景として,宮内庁自体の存在意義を問う,日本社会の「分裂と対立」
※ M内親王が,「日本国民の心配」を(?)「誹謗・中傷」として受け止めたことを原因として発症したものされ,その旨,公表されたM内親王の「複雑性PTSD」診断をめぐって,皇室ないしA宮家に対する,一部国民の反発・離反

 

 日本国民は,近い将来,もし仮に国難が生じたとき,はたして団結できるのか。