北口雅章法律事務所

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大分紀行 余録(鶴見岳・由布岳の伝説)

大分県には,「鶴見岳」(別府市)と「由布岳」(由布市)とが並んで立っており,
その南方,宮崎県との県境に「祖母山」がそびえたっている。

 

 伝説によると,「鶴見岳」は美しい女山で,その鶴見岳に恋心を抱いた,優しく美男の「由布岳」と,力強く頼りになる「祖母山」が三角関係となって競い,結局,鶴見岳(女山)は,美男の「由布岳」(男山)の方を選んだ。かくて,この二山は寄り添うように並び立ち,この二山の「熱い仲」のため,山麓(ふもと)の別府と湯布院では,今も,温泉が湧き出ているのだそうだ。

(鶴見岳の頂上から見た,別府湾)

 

そして,恋に敗れて,南に去った「祖母山」(男山)の流した涙が溜まって「志高湖(しだかこ)」になったのだそうだ。

(志高湖)