北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

ああ、またやってしまった! 認知症の始まりか?

先日、西村紘「釈伝・空海(上・下)」を頑張って読んだ。
時代考証もなかなかのもので、かなりの力作だったので、
どの程度、正確に歴史的背景を叙述しているか?を検証すべく、
空海が生きた、桓武天皇・平城天皇・嵯峨天皇の時代の史実を綴った講談社学術文庫の「日本後記(上・中・下)」をまずは奮発して、丸善で購入した。その際、桓武天皇の時代が始まるのは、講談社学術文庫では「続日本紀(下)」の途中からであり、空海が出生したのは宝亀五年(774;光仁天皇の御代)のことであるから(釈伝には、当然のことながら和気清麻呂を祀った神護寺や、道鏡事件、玄昉のことも出てくる。)、「続日本紀(下)」も次いでに購入しておいた。だが…

 

自宅の書棚を見て、愕然。
何と、昔、何かの折りに買ってあった、「続日本紀(上・中・下)」が並んでいるではないか!? すっかり買ってあったことを忘れていた。かくて、「続日本紀(下)」を二冊購入してしまったことになる。まぁ、同じ本を重ねて買ってしまうことは、学生時代も偶にあったことではあるが…。