弁護士のブログBlog
『おい、AI(人工頭脳)とケンカしなさんな!』
- 2026-03-08
最近、特異(シュール?)な体験をした。
このブログでは、プライバシーに配慮して、『神話』としてしか語ることができないが…
私は、ある大学教授から、「天才」物理学者Aの紹介を受けた。ある裁判の争点に関して彼に物理学鑑定を依頼するためだ。
Aは、私の依頼を、快く引き受けてくれた。
私は、紹介者からすでに彼の「天才」的エピソードの数々を聞いていたが、彼自身から聞いた学生時代の話も、その『神童』ぶりを裏付けるものであった。その一方で、最近になって、彼がAI(人工頭脳)を使いこなしていることを知った。
Aは、AIをつかって、全国の大学の『ある評価』について分析させ、全国の大学を『ある観点から』トップ10をランキング化していた。そこで、私は、AIを使っているという知人の大学教員K(准教授)に頼んで、Aのリストと同様のリストが作れるか、KにAIを使った解析をしてもらうことにした。ところが、KさんのAIからの回答は違っていた。KさんのAIでは、「そういった『●●な大学トップ10』といったランキングは、公式なデータや客観的な指標としては存在しません。また、……」などといったお役所的な回答しか得られない、とのことであった。どうやら、「天才」物理学者のAIの使い方はフツーの使い方ではなさそうだ。
あるとき、Aのスタッフ(女性)が、「絶妙のタイミング」で、ある特異な行動に出た。その際、彼は、この彼女の行動が持つ意味と目的(動機)について、「彼なりの」理解を解説してくれた。なるほどそういうことか…、と理解した数日後、私は、その彼女の行動の意味をめぐって、フト、「彼女の心理(本心)が、実は、……にあったのではないか?」と想到した。そこで、その旨、私なりの彼女の心理分析の結果をAにメールしてみた。
すると、彼からの返信メールがきた。
「先生、さすがです。先生の分析結果は、AIと同じ回答です。」だと…!?
その後、A自身が、特異な行動に出た。
彼を私に紹介してくれた大学教授らも私も、彼のその行動に猛反対したが。ところが、彼の決意は固く、翻意には至らなかった。それとともに、彼は、その特異の行動に関連して、「……の行動を決意したが、どう思うか?」とAIに相談していたらしい。
これに対するAIの回答は、「絶対に止めるべきだ。」とのことだったそうだ。
ところが、彼は、AIの回答に憤慨して、AIに係る契約を解除した、そうだ。
「そりゃ君、君も分かっているだろうが、AIの回答の方が正しいぞ。」