１２００億円もの国家予算が支出されていた、「世界一の性能をめざす」スーパーコンピューター（スパコン）の開発計画に対し、２００９年、民主党政権下での「事業仕分け」を目的とした行政刷新会議で、蓮舫さん（当時５４歳；参議院議員）が放った言葉が「２位じゃダメなんですか」だった。これに対し、文科省の役人がアホな答弁をしたために、民主党政権は、スパコン予算を大幅に削減した。蓮舫さんは、質問しただけのことで、きちんと説明できなかった文科省にも問題があった。
ところが、その後、上記発言が切り取られ、イジりの対象とされることになってしまった。

「３位じゃダメなんですか」

国政復帰をめざすなら、３位はダメではないであろう。

しかし、

野田元総理の下掲・発言は、「３位じゃダメ（ＮＧ）」だと思う。

すなわち、私は、３位の落選では、「有力候補が蓮舫さんだけだった勝負になったかも」などと野田元総理が言う資格はないと思う。そのような台詞（セリフ）は、２位の落選についてのみ許されるはずのコメントだから。