北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

阿部泰隆著 「日本列島『法』改造論――続々・政策法学講座」を読んで

阿部泰隆先生へ

謹啓 
今般,ご恵贈いただいた,御著「日本列島『法』改造論――続々・政策法学講座」につき,amazonに,(下記内容の)カスタマーレビューを書き込みました。
 https://www.amazon.co.jp/review/R24363ZF3DBAY2/ref=pe_1162082_181361352_cm_rv_eml_rv0_rv

 一筆ご報告まで。
                      草々
                     
      弁護士 北口雅章

                      記

「全ての『憂国の大人』,法曹志望者,マスコミ関係者へ」

筆者は,神戸大学名誉教授であり,行政法の碩学(せきがく)である。六法全書の大部分を占めるのは行政法であり,筆者は,もとより,あらゆる行政分野における法解釈や立法政策等に通暁(つうぎょう)されている。
 本書は,「御用学者」とは一線を画し,「永田町」(国会)ならぬ「永田村」で繰り広げられる「立法府の茶番劇」に憤激する筆者が,現在の日本社会で疑問符「?」のつく法律・制度・立法に鋭く斬り込んだ「珠玉のエッセイ集」である。行政・司法の問題点に鋭く斬り込んだ前著『行政の組織的腐敗と行政訴訟最貧国』(現代人文社)の姉妹書である。国会・政治家の堕落と劣化を憂え,時代的な閉塞感を抱いている,全ての「憂国の大人」や法曹(弁護士・行政官僚)を志望する学徒,マスコミ関係者等に読んでもらいたい。「過労死企業を公表せよ」,「普天間基地は辺野古に移転せず,住民がニュータウンに移転せよ」,「相続税は大口だけ値上げせよ」,「宗教法人等公益法人からも法人税を取れ」,「非常識な新聞記者」,「社説は顕名にして責任を負え」等々,筆者独特の「反骨精神」,「ヒューマニズム」,「正義感」が随所で炸裂する!!。「拾い読み」でも楽しめます。