弁護士のブログBlog
「ちいさい秋 みつけた」といえば,
サトウハチロー作詞・中田喜直作曲の唱歌。
「誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
よんでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた」~♪
今年の秋のおとずれは,早かった。
最初に秋を感じたのは,
「竹島」に出向いたとき(8月27日),
木にとまって鳴いている,ツクツクボウシを見たときだった。
それとともに,その頃,
銀座の画廊(「シルクランド画廊」)から送られてきたパンフレットの絵
を見たときだ。
「稲村時夫」さんの作品だが,作品に見入ると,
歩く2人の神子の足元に描かれた日差しの「柔らかさ」が,
何とも秋の日差しを感じさせる。
・・・と思ってパンフレットを右端をみると,
《秋光》と題名がついていた。
やはり,この「秋の日差し」を描くことに傾注された,作者の思いは,
「芸術を理解する」鑑賞者がみれば,即座に理解できるし,自ずと作者の意図は酌み取れるので,
なんだか「模範解答」のような「題名」とつけられてしまうと,
かえって,鑑賞者の「鑑識眼」が信頼されていないのかな,と思ってしまう。
まあ,もっとも,最近は「芸術のゲ」の字も理解していないような輩(津田)が,
「芸術監督」に選任される御時世だから,やむをえまい。
同じ作者の作品に《円覚寺・秋》がパンフレットに出ていた。
オウム真理教の犠牲となった坂本堤弁護士一家がねむるお寺だ。
なぜ,私のもとに,銀座の画廊(「シルクランド画廊」)からパンフレットが毎年毎年送られてくるか?・・・というと,
実は,名刑事件・放水事案の再審請求に際して,
元法務大臣のS浦正健先生(弁護士)の協力・ご指導を仰ぐべく,
同先生の事務所(銀座)に出向いた際,上記画廊で,
気に入った油絵を「衝動買い」してしまったからだ。
銀座は,洒落た画廊がいっぱいあって,いいなァ。