北口雅章法律事務所

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どちらが偏向しているか? 10日後に判明する

「アメリカ大統領選の動向」,「両候補の優勢・劣勢」に関するメディア情報は,両極端に分かれる。マスメディアは,自分が「見たい」にように目に映り,応援したい方が圧倒的に優勢である旨を報道したいものらしい。

まずは,右寄りの「虎ノ門ニュース」

虎ノ門ニュースによれば,ジュリアーニ氏(元ニューヨーク市長;トランプの顧問弁護士)が公表したアメリカでの報道として,デラウェア州にあるMac修理店のオーナーが,H・バイデン氏(大統領候補バイデンの息子)が店舗に持ち込んできたPCについて,修理をしたにもかかわらず,同氏が(違法薬物(コカイン)?のために,修理依頼時に酩酊していて,その後,引き取りを失念したためか)修理代金を払わないので,そのハードディスク内のデータをみると,H・バイデン氏が違法薬物を使用する動画や,猥褻画像,ウクライナ企業や,中国共産党とバイデン候補の家族との濃密な関係を示すデータが発見されたため,複数複製した上で,その一つをFBIに提供するとともに,もう一つを,ジュリアーニ氏の顧問弁護士であるロバート・コステロ(Robert Costello)弁護士,つまり,共和党側に提供したとのこと。これが事実であれば,まさに「オクトーバー・サプライズ」ともいうべき,一大スキャンダルですね。

このようなスキャンダル情報等を根拠として,
藤井厳喜氏の予想では,90%トランプ当選
ケント・ギルバートの予想では,85%トランプ当選

 

これに対し,今朝の朝日新聞はどうか。

天声人語によると,
□「感情表現」では,トランプの『完敗』
バイデン氏は,『77歳相応の風格
バイデン氏が,『いよいよ王手をかけた印象』だぁ?

 

私が物心ついた頃,私の実家では,父が中日新聞を読んでいた。
ところが,ある時から,実家では,朝日新聞を取るようになり,
今でも,実家では,朝日新聞をとっている。
母に,「なんで,ウチは,朝日新聞なのかな?」と聞いたら,
「あんたが,中学か高校のとき,
 『天声人語を読みたいから,朝日新聞に変えてくれ』
 と言ったから,変えたのよ。」
だってさ。
今思うと,確かに昔の『天声人語』は教養に満ちあふれ,
人生論あり,文化論あり,すぐれたエッセイが多かった。

上掲『天声人語(2020.10.24)』のごとく,
政治的に著しく偏向した “ 噴飯物 ” はなかったはずだがな。