北口雅章法律事務所

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見事な,東大寺大仏殿の模型

先日訪れた,東大寺大仏殿内の大仏の裏側には,大仏殿の模型が二種類おかれていた。いずれも約50分の1の大きさで,非常によく出来ており,感銘を受けた。
一つは,平重衡によって焼毀された後,僧重源によって鎌倉時代(1195年)に再建されたときの大仏殿の模型で,もう一つは,戦国時代に焼失後,江戸時代(1709年)に再建された大仏殿の模型である。いずれも奈良少年刑務所の受刑者らが再現したもので,大仏殿の中の大仏までもが,精巧に再現されている。ちなみに,前者の模型は,平成14年の全国矯正展で法務大臣賞を受賞し,後者の模型は,平成16年の全国矯正展で法務事務次官賞を受賞しているとのこと。

 

再現・鎌倉時代バージョン

 

再現・江戸時代バージョン

 

 近所の本屋では,「復元模型で見る日本の歴史」(山川出版社)を見かけ,買おうかなとも思ったが,やはり模型は,立体で見ないと意味がない,と思って買うのは止めにした。

 

 

 ちなみに,昼食に時折つかう喫茶店のレジには,船の模型が置かれており,時折,変わる。