最高裁人事（裁判官の異動）を公表しているサイトがある。
知っている裁判官が出ていないか，時折，覗くようにしているが，
「弁護士の目」から見ても，「非道い！」，「ああ無情」と思うことが多々ある。

２０２１．１１．１３付の最高裁人事をみると，
一応，お名前を存じ上げている裁判官が約３名のっていた。

杉原則彦判事は，東京家裁所長で定年退官されているのは，能力的には全く解せない。本来は，どこか高裁長官に就任されてもおかしくなかったはずであるが，最高裁の報復人事（？）のためか，左側に遷（うつ）らせられたと考えざるを得ない。

（参照：弊ブログ）
素晴らしい！　安保法制訴訟における杉原・東京高裁判決
https://www.kitaguchilaw.jp/blog/?p=1773

裁判官（地裁所長クラス）の 「リトマス試験紙」
https://www.kitaguchilaw.jp/blog/?p=6611

ちなみに，

中里智美判事は，かつて岐阜県御嵩町で起きた，栁川町長襲撃事件の際，栁川町長の自宅の盗聴犯（電気通信事業法違反）約２名に対し有罪判決（平成９年）をくだした岐阜地裁の右陪席。

島田一判事は，平成１３年，私が，国選弁護で死刑判決を受けたときの名古屋地裁刑事２部の右陪席。