弁護士のブログBlog
これでは,「 “ 二流 ” 官庁(文部科学省)」 になめられる。
- 2018-04-02
前川喜平・前文部科学事務次官を講師に招いた名古屋市立中学の授業に関しての,
高橋道和・文科省初等中等教育局長の照会問題で,
私は,断固,「公開質問状」を文科省に突きつけるべきだと!!,
と,プライベートで,河村市長に具申した。
(参照ブログ)
https://www.kitaguchilaw.jp/blog/?p=2151
https://www.kitaguchilaw.jp/blog/?p=2161
教育委員会には,市長からも独立性があるので,難しいと思ったが,
ちょっと怒りをぶつけた。
今日,河村市長から電話があった。
「新聞を読んだと思うが,記者発表はしておいたでよぉ。」と。
読んでなかったので,中日新聞を買って読んだがな。
でも,ハッキリ言って,これではダメだ。
質問内容が抽象的すぎるし,中核的な問題が欠落している。
Q1.何故,文科省は,池田議員ごときに,「お伺い」を立てる必要があったのか??!
Q2.何故,文科省は,池田議員ごときの「指示」に従って,照会事項を加えたのか??!
Q3.「動員」の有無や,講師料の金額が,「地方の中学教育」の教育的配慮の問題と何の関係があるのか??!
Q4.総じて,文科省は,「忠犬ハチ公」よろしく,「アベ政権」に尻尾(しっぽ)を振っただけのことではないのか!!!??
このような“ツボ”を押さえずして
「どのような意図で問い合わせされたのか」,
「文科省として今回の授業について,どのようなお考えをお持ちか」
などと,手緩(てぬる)い質問では,「官僚答弁」が返ってくるに決まっているではないか。
案の定,ナメた回答をしてきた。
毎日新聞によると,
「文部科学省が自民党国会議員の指摘を受け前川喜平・前事務次官の授業内容を報告するよう名古屋市教育委員会に求めた問題で、名古屋市の河村たかし市長は2日、報告を求めた意図などについて文科省に尋ねる杉崎正美教育長名の3月30日付質問状をメールで送ったと定例記者会見で明らかにした。
これに対し文科省は2日夕、「適切な教育的配慮の下で行われたものだったか確認する必要があると考えた」とする高橋道和・初等中等教育局長名の回答をメールで市教委側に送った。
質問状は、市立八王子中学校が前川氏を2月16日の授業に招いた判断に関し「総合学習の指導計画に基づき、キャリア教育の視点で行われた授業と把握しており、特に問題ないと捉えている」とした上で、授業に対する文科省の考えや問い合わせの意図を尋ねた。
会見で河村市長は「(文科省の問い合わせは)『今回の授業は非道徳的だ』と(言っているように)受け取れる文面で、きちっと文科省の考えを聞かないかん。道徳は価値判断を伴うもので、名古屋だけでなく全国に影響する問題」と述べた。
文科省の回答は問い合わせについて、地方教育行政法に基づくものと法的根拠を強調した。その上で前川氏が「天下り問題に関わり停職相当とされた方」として「事実関係を十分調べることなく講師として招いたことは必ずしも適切と言えず、もう少し慎重な検討が必要ではなかったかと考えている」と従来の見解を改めて示した。【三上剛輝、伊澤拓也】 」
そもそも,「メールで」では軽すぎる!!
バカじゃないか?!!
>地方教育行政法
だとぉ?
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」(地方教育行政法)の一体ドコに,
文部科学省の「発問権」,「監督権限」の根拠規定があるのか???!!
答えてみよ!!,ってんだ。
この(↓)「下衆(ゲス)」の質問は何だ!!?と噛み付いて欲しい。