北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

二人の北口サト美さん

昨日(4月13日),広島へ出張し,広島大学医学部の6回生に「医療裁判の実情」と題して,
  講義をさせてもらった。私は,医学部生相手に「医療裁判において,医師が,免責のために如何にウソをつくか,何故それがウソだと見破れるか」等,具体例をいくつか挙げて,医療裁判の実相を語った。

講義の後は,N教授(法医学)に,恒例のお店に連れて行っていただいた。
広島産の牡蠣(カキ)等をご馳走になるなか,N教授からの世間話で,
廿日市(はつかいち)の件(法医鑑定)は,前任の教授がやったことだから,・・・」
などと語られたが,正直なところ???(チンプンカンプン)であった。

が,帰りの新幹線の中で,スマホのニュースをながめてところ,
「コレだったかぁ!」と気が付いた。

(4月14日,朝日新聞朝刊より)

 

 

被害者は,「北口聡美(さとみ)さん」(当時17歳)。
「北口」となれば,同姓。他人事とは思えない。
殺されなければ,彼女は,現在31歳か。

 

 

 

 

方や,若干字は違うが,
もう一方,「北口覚美(さとみ)さん」を新聞で見かけたことがある。

娘をもつ親としては,わが娘も,かように育って欲しいと願うばかり。

ちなみに,「覚美(さとみ)さん」のエッセイの冒頭に出てくる「ハリネズミ」の比喩は,
ドイツの哲学者ショーペンハウアー(Schopenhauer)の有名な
『ヤマアラシのジレンマ』(Hedgehog’s dilemma ) ,すなわち,
「寒空にいる2匹のヤマアラシがお互いに身を寄せ合って暖め合いたいが,針が刺さるので近づけない」という寓話に典拠がありますよね。