弁護士のブログBlog
大分紀行 その5:別府編
- 2019-10-29
約25年ぶりの大分紀行は,大分を経由して,別府へ。
さて,家族同伴で「別府」となると何処へ連れて行くべきか?
迷うところであるが,
まずは,やはり高崎山自然動物園の猿は,必見だろう。
次いで,道路を隔てて斜め向かいの水族館は行ってみたい。
昔は,大分マリーンパレス水族館といったが,
今は,「うみたまご」という愛称が付けられたらしい。
では,どのように行くか? といえば,
JR別府駅構内にある大分交通で,バスと入園券がセットになったチケットを購入して,バスで出向くのが一番。
高崎山自然公園の猿は,昭和天皇陛下も,行幸(ぎょうこう)された,
由緒ある自然動物園。
(ボスザルのおでまし!)
(小猿たちが可愛い)
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」は,動物との「ふれあい」とコンセプトにしているようで,「頭を使わなくて」のんびりできるので,疲れ切って「癒し」が欲しいあなたにお薦め。
(太刀魚)
さて,別府といえば温泉。
別府温泉といえば,やはり竹瓦温泉は出向いてみたい。
砂をかけてくれる,「砂風呂」は有名。
ちょっと,ひとりごと,
30年前は,砂風呂の温度がもうちと高かった気がするが・・・
別府駅は,別府と湯布院の観光地化を手掛けた,
油屋熊八の銅像が建っている。
その裏には,波瀾万丈のプロフィールが刻まれていた。
1863(文久)年,愛媛県宇和島の米問屋に生まれ,
30歳で,米の相場で成功し,巨万の富を手にするが,
31歳で,相場に失敗して,全財産をなくす。
臭くて暑い船底に乗り込んで,アメリカに渡航。
カナダからメキシコまでを旅して,
38歳で,帰国。
46歳で,別府温泉に移り住み,ホテル経営で成功。
大阪の上空から,飛行機でビラをまいたり,
“山は富士 海は瀬戸内 湯は別府”と書いた標柱を富士山にかつぎあげ,
奇抜なアイデアを次々に実践。
美人ガイドが案内する観光バスを日本で初めて創業。
別府名物“地獄めぐり”も創設。
湯布院温泉を観光地として開発したのも,油屋熊八。
帰りの列車の車窓から見た,別府湾