北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「子どもの社会」 は,「大人の社会」を映す鏡

子どもは,大人の言動を観て,真似て育つ。
子どもは,多様なメディアを介して,「大人の社会」で何が行われているのかを
「敏感」に察知しつつ,「大人の真似事」をするが,未熟ゆえに,
自分のとった行動が相手の精神・心理をどれほど傷つけるかについては,
「鈍感」である。

 そして,鈍感・未熟な子どもが,「大人」の「面(つら)」をして,
「大人の社会」に参入してくると,社会全体が陰湿なものになりかねない。
たとえ冗談のつもりであっても,相手が精神的・心理的に傷つくことは起こりうる。

大人1人1人が,相互に,そして,対子ども関係で気をつけたいものだ。