弁護士のブログBlog
悲しい思い出,哀しい夢
- 2017-12-09
ちょっと用事があって実家に帰った折,
書棚に置いてあった,学生時代の日記を読みかえしてみると,
司法試験(第一次・択一試験)に落ちた日の翌朝にみた夢のことが書き記されてあった。
「昨朝,イヤな夢をみた。
西欧のある高貴な出の娘の生涯を描いた物語が,
モノローグとして,どこからともなく語られ,
その娘の一生涯が描かれていく。
しかし,僕にはそれが見えない。
ふと気づくと,その娘の頭蓋骨が,なかば化石となって,
(砂漠の)砂に埋もれるようにころがっている。
僕は,両手でその頭蓋骨を持ち上げ,じっと見つめている。」
嗚 呼