北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

悲しい思い出,哀しい夢

ちょっと用事があって実家に帰った折,

書棚に置いてあった,学生時代の日記を読みかえしてみると,

司法試験(第一次・択一試験)に落ちた日の翌朝にみた夢のことが書き記されてあった。

 

「昨朝,イヤな夢をみた。

 西欧のある高貴な出の娘の生涯を描いた物語が,

 モノローグとして,どこからともなく語られ,

 その娘の一生涯が描かれていく。

 しかし,僕にはそれが見えない。

 ふと気づくと,その娘の頭蓋骨が,なかば化石となって,

 (砂漠の)砂に埋もれるようにころがっている。

 僕は,両手でその頭蓋骨を持ち上げ,じっと見つめている。」

                        嗚 呼