北口雅章法律事務所

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「告発」の行方

内親王殿下の婚約者KK氏の母親に対し,

S氏が,東京地検に,詐欺の嫌疑で「告発状」を提出したもよう。

東京地検の受付では,S氏に「(告発状を)今日中に,特捜部に渡します。」と述べたそうだが,私の予想では,特捜部には回らない。おそらく,東京地検の刑事部から警視庁(又は神奈川県警)に回付されて,ここでしばらく「塩漬け」にされている間に,彼女は,アメリカに逃亡し,警視庁(又は神奈川県警)もそれを黙認するのではないか。海外逃亡中の間,公訴時効は中断するが,結局は,嫌疑不十分で不起訴とされるのが「関の山」ではないか(私の経験からすれば,犯意を証明することが困難であるとか,軽井沢とかで稼働していたことが証明できないとか,告発者が想像もしないような免責に向けた「屁理屈」が考案される可能性が高く,今の警察庁(警視庁・神奈川県警)・検察庁が皇室関係者を本気で捜査するとは思えない。)。