弁護士のブログBlog
名古屋地裁医療集中部での医療裁判で、苦労して勝訴に漕ぎ着けた第1審判決を、名古屋高裁で、いとも「安直に」覆され、逆転敗訴した経験がある。
今でも、その高裁判決は、医学的にも、物理学の原理に照らしても誤っていると思っているし、結論には全く納得していない(最高裁に上告受理申立てし経験則違反を主張しても、99%、事実認定の評価はくつがえらない。)。
だが、たまたま弁護士山中理司先生のブログを読んでいたら、当時の裁判体の内情(?)を一部暴露してくれているブログを見つけた。なんとなく、どのような合議がなされていたか想像がつく。
裁判長と主任判事で意見が割れても、「よほど優秀な裁判官でないと」記録を読まないといった、怠慢な陪席裁判官が多数とは驚きだ。