弁護士のブログBlog
火事場泥棒的な「米国外交」に呆れる
- 2025-03-02
「恩着せがましい」態度で、「交渉相手の弱み」につけ込み、火事場泥棒的にウクライナの「鉱物資源」と「ノーベル平和賞」をかすめ取ろうとする。このような底の浅い、アメリカの国益優先の「商取引」が、トランプ外交の実態ではないのか。このような外交路線の後継者と目されるバンス副大統領の「高飛車」な態度には、暗然とした気持ちにさせられる。
バンスよ、「失礼」なのは、お前の方だ。
独裁国家・ロシアから仕掛けられた「侵略戦争」にも、3年間も持ち堪えてきた、ウクライナに対する敬意もなく、「道義的な正義観念」も欠落している。反民主主義的な独裁国家・ロシアを間接的に支援するトランプ政権は、もはや「民主主義の敵」、「国際秩序の攪乱者」ではないか。