弁護士のブログBlog
「めぐみさん」のお母さん(早紀江さん)の心中を思うと・・・
- 2018-06-29
アベのアノ 「自己PR」は,何だったのか?
安倍首相は,今年4月、拉致被害者家族らの集会で,米朝会談について「是非この千載一遇の機会を捉えて、拉致問題を議題に乗せ、解決を強く迫ってもらいたい」と演説。「このチャンスを逃してはならないと、私もそう決意をしている」と自身のリーダーシップをアピールした。
また米朝会談前日の11日には,「(トランプ大統領に)私からあらためて、『拉致問題について、しっかり提起してもらいたい』。『それは安倍さん、100%保証する』と、力強い返答をいただいた」
これに対し,母は,どう思うか。
当然期待する。
(平成30年5月9日 中日新聞より)
それが、蓋を開けたらどうだったか。
トランプ大統領も会見で「提起した」と述べただけ。
「提起する」だけなら,アベでもできる。
「合意文書」では,拉致問題への言及など,全くなく、
当該「提起」に対する金正恩の反応に関する,トランプのコメントも一切ない。
アノ「ロケット小僧」は,
拉致問題を,「過ぎ去った過去」であり,
「ふたを」するとほざいたのではないか?(上掲AFP時事参照)
ところが、である。
安倍首相は,トランプに対し,「極めて遺憾である(内心は,「バカもの!」)」と一言の苦言を呈するどころか,
逆に、トランプの拉致問題「提起」について「高く評価」「感謝したい」とコメントしたのである。
こんなアベを,あなたは,
「首相として」,否,「人間として」許せますか?