北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「京都大学のポスター」を視て思う

そうなんだよね。
「意欲」こそ,「活力」の源泉だし,
「意欲」こそ,「能力」を羽ばたかせるものだよね。

 

では,学生達の「意欲」をかき立てるものは何か?
学問的探究心,興味,感動・感激・感銘,将来の夢,プライド・自尊心・・・・,
はたまた,「経済的不遇からの脱却」?

はたして,学生達にとって,
「今の」法曹界に,あるいは,「これからの」法曹界に,
「法曹資格」の獲得に向け,「意欲」をかき立てるほどの「魅力」があるのだろうか? 

どこに???

「司法改革」の結果 ― 法曹資格の獲得に要するコストの増大,弁護士の激増に伴う職場環境の悪化と,給与水準の低下等 ―

は, 「法曹資格」獲得を志向する「意欲」を萎えさせる ものばかりだが。