北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

眞子さんへ贈る言葉

・二人の間に恋がなくなったとき,
 愛し愛された昔をはずかしく思わない人はほとんどない。《七一》

・よくある結果から,愛とはどんなものかと言えば,
 それは,友情よりもむしろ憎悪に類する。《七二》

・恋は火と同様,たえず動いていてこそはじめて存続する。
 行くさきざきの望みとか,心配とかいうものがなくなったら,
 すでに存在しなくなる。《七五》

・恋をいつやめるのか,それを知らずにいることこそ,
 恋する者のとかく陥るあやまちである。《三七一》

・恋人を愛する場合,愛のために愛していると思ったら,
 それこそ,飛んでもない見当ちがいだ。《三七四》

 

ちなみに,

秋篠宮殿下へ贈る言葉は,・・・・

・育ちのよい女で,育ちのよさにあきていない女は稀だ。《三六七》

・女ははじめて想いをかけた男を,いつまでも離すまいとする,
 第二の恋人ができないかぎり。《三九六》

 

<出典>
ラ・ロシュフコオ著(内藤 濯訳)
「箴言と考察」(岩波文庫)
*《カッコ》内は,箴言の整理番号です。

 

※これも,伝統文化か・・・

(平成30年10月26日・朝日新聞夕刊より)