弁護士のブログBlog
弁護士が眼科・医療事故の調査に取り組むにあたっては,まずは大前提,「眼の解剖」を理解していければならない。医学文献等を読んでも全く理解できず,話しにならないからだ。
しかも,「解剖」の理解ためには,ネットから画像をパクるだけではダメで,
(すいません。出典が不明で,みつかりません)
まずは,自分自身で解剖図を描く。
「角膜」は「透明」のイメージがあるので,「角膜=黒目」と自分に言い聞かせるのであるが,なかなか慣れない。「水晶体」も「透明」のイメージがあるので,何故,「瞳孔」が黒いのか?と聞かれても,ピンとこない。やはり慣れは重要だ。
そして,術式の流れを,解剖スケッチで描ける程度に理解していなければならない。
解剖の知識もなく,いきなり「○○先生の講義」を拝聴に出向いた私もバカだった。
が,○○先生!,「結膜って,消化器外科医が開腹術をするときの,腹膜みたいなものですか?」と聞いて,「違う。皮膚のようなものだ。」と言われても,素人にはわかりまへん。あるいは,いきなり「強膜弁」だのと言われても,素人では,予備知識がないと理解できまへん。
(註:Expressの安全性が問題になる事故でありません。)
ようやく,これで下準備完了。