北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「久しぶり 笑顔は出るが 名前でず」

このところ、「積ん読」状態にあった朝日新聞を、今朝、パラパラめくっていたら、
「AIの 使い方聞く AIに」
の川柳が目に入った。確かに。

2位は
「久しぶり 笑顔は出るが 名前でず」

 

 

今年二月、思いがけず、超久しぶりに、偶々、東京で「従姉」に再会した。
(既に7回忌が終わっている「(私の)父の葬儀」以来だし、
 その前に遡ると30年以上は会っていない。)

ところが、

「久しぶり 笑顔は出るが 名前でず」

従姉に、申し訳なかった
(従姉は、当然、私の名前は覚えていた。従妹も一緒で、昔話に花が咲いたのだが…)。

昨日の朝、突如、姉から、その従姉の母親(義伯母)の訃報が入った(享年96歳)。
義伯母は、(私の)「母の次兄」の妻だ。

母は、横浜市までは動けないので、
「頼りになる」伯母(「母の長兄」の妻)に頼んで、
母・姉からの香典とは別に、私の分の香典をも、豊橋から伯母に持っていってもらうことに。

一方、香典とは別に、
「供花を贈るので、葬儀社の連絡先を教えて欲しい。」
と姉から、「従兄に」連絡を入れさせると、
「従姉から」、事務所に、「供花・注文書」がFAXで流れてきていた。
よく見ると、「供花・注文書」用紙に、宛先のFAX番号が記載されていない。

しかたがないので、
葬儀社に電話で確認しようとするも、
亡伯母の名前を失念していることに気づく!

「久しぶり 笑顔は出るが 名前でず」

やむなく、急遽、母の携帯に電話し、伯母の名前を聞き出そうとするも、
母の反応は…

「久しぶり (笑顔は出るが) 名前でず」
(さすがに「母(自分)の次兄」[=「私の伯父」]の名前は忘れていないだろうが…)

自動車に乗っていた母の助手席の横で、車を運転していた、(私の)姉に、伯母の名前を聞いた上で、母が答えてきたがな。

そうだったね。忘れてたぁ…。