弁護士のブログBlog
あれから27年.
随分とお年をめされたが,
相も変わらず,「社会的意義のある難事件」に取り組まれてみえる。
真に頭が下がる。
徳田靖之先生が,「弁護修習の修了式」の挨拶で,
われわれ司法修習生への「餞(はなむけ)」として,おっしゃられたことは今でも覚えている。
(要旨)「弁護士に,求められるものは何か。私は二つあると思う。
一つは,やはり『バランス感覚』だと思う。
もう一つは,『自分の人生をかけてもよい』と思えるような社会的な意義のある生き甲斐をみつけて欲しい。
なんでもいい。自分の弁護士人生を『これのために』捧げるんだ,と思えるような何かを。」
(表現は多少違ったかもしれないが,要するに,かようなことを宣われた。)