北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「肩が痛い」わけ

昨年末頃から、ずっと右肩が痛い
外傷・打撲を受けたわけでもないのに、肩甲骨の下辺が痛む。
骨の痛みではなさそうだ。
筋肉の痛みか、関節の痛みか? よくわからない。

職業柄、同じ姿勢で、パソコンに向かって、ワープロのキーボードを打ち続けるので、何らかの機序で、右肩に負担がかかったのか? であれば、両側性に痛みが生ずるはずではないか?
あるいは、事件記録を自宅に持ち帰って、自宅で仕事をすることもあるので、バッグはいつも重く、コロコロの付いたキャリーバックを使っているが、道路上を歩くときは肩に負担がかからないものの、エスカレーターのない階段を上下するときは、エイヤッと、キャリーバッグを肩に担ぐので、それで右肩に負担がかかったのか?

家人に湿布を貼ってもらい、「ケロリン」を飲み、
自らローション系の鎮痛用塗り薬を塗りたくるも、
いっこうに鎮痛効果がない。
それでも、昼間は、肩をグルグル回して、柔軟体操的な動作をしたり、
左手を右肩後方に回して、指圧的なことをするので、若干は痛みも紛れるのであるが、睡眠中は、そのようなこともできない。このため、夜中に目が覚めたり、朝、目が覚めるときには、耐えがたい痛みを覚えることがある。

正月、身内が集った際、身内の内科医に
「肩が痛い!、年末からずっと痛い。
 やっぱり、整形外科に診てもらった方がいいか?」と相談すると、
「ドラえもんのポケット」から何やら取り出して、
「ほらっ、これを飲んでごらん。痛みがすぐにとれるから。」
と、「魔法のような」嬉しいことを言う。
ロキソニンの錠剤だ。
だが、「期待も虚しく」いっこうに痛みがとれないではないか!?

しかたがないので、
先日、近所で開業している、整形外科の「名医」の診察を受けることにした。
「中日ドラゴンズ(野球選手)御用達」(と聞いている)の整形外科医だ。
受付の問診票で、右肩の痛みを訴えると、右肩中心にレントゲン撮影がなされ、その上で、診察室に呼ばれる。「久しぶりですね。」といった挨拶を交わして、カルテをのぞき込むと、以前、「右手指のしびれ」を訴えて「名医」の診察を受けたのは、平成19年のときだったようだ。

「名医」から、触診・問診を受けると、すぐに
「これは、肩が原因の痛みではないですね。原因は首です。」
と言われ、即、レントゲンの撮り直し。

頸部レントゲン写真を診察された「名医」は、
レントゲン写真を見せながら、「ほら、C5~7あたりの骨が盛り上がって変形しているでしょう。だから神経に触ってるんです。ご職業柄、頭を下げて、同じ姿勢でワープロを打つでしょう。だからこのようになるのです。」といわれた。その上で、「もうちょっと、詳しい情報を得るために、MRIを撮りましょう。それまでは、リリカ(鎮痛剤)を処方します。」とのことであった。やっぱり、職業病だ。

「名医」に対し「先生、知り合いのマッサージ師に見せて、マッサージを受けたいので、このレントゲン写真を印刷していただけますか?」と尋ねると、「スマホで写真を撮ればいいんじゃないの?」と言われるので、「あっ、そうですね。先生、今のポイントの直ぐ下をマウスで指示してくださいよ。」と「名医」にマウス指示を頼んで、診察室のパソコン上で示されたレントゲン写真を撮影した写真が、下掲レントゲン写真である。