北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

最高裁の謝罪のあり方

最高裁長官が謝罪したのでなく、
最高裁事務総長が謝罪したのでもない。
当時の総務局長ではなく、
後任の総務局長らの謝罪。

 

「トカゲの尻尾」に謝罪されてもなぁ…
「原稿に目を落として」原稿を読み上げるのではなく、
 謝罪文言を暗唱して、真っ直ぐ前を向いて、謝罪してもらわんとなぁ…

加うるに、
稟議書又は決裁書において、「誰の」決裁印をとって、
「国民の歴史的文化財産」を廃棄したのかを明らかにしてもらわんと、
真の謝罪とはいえまい(付添人の弁護士らが心血そそいで起案した文書を含め、ゴミクズのように扱い、捨てたのではないか!?)。

 

素朴な疑問として、「裁判のIT化」を声高に叫ぶ「最高裁」なれば

重要事件記録については、電子データ化による保存状態にした上で、紙ベースの記録を廃棄することは考えられなかったのであろうか?